【温度計なしで!】成功率の高いテンパリング方法

こんにちは!

現在5歳2歳の姉妹を育てています、まるもちと申します。

バレンタインが近づいてきて、街中にもチョコレートが目立つようになってきましたね。

私も、バレンタインに娘と作る予定のチョコを、先行して少し作ってみました。

今年は、マンディアンにしたいと思っています。

(調子に乗って、鬼滅バージョンも作ってみました…)

このマンディアンみたいに、チョコを溶かして固める場合、

テンパリングっていう操作をしなければいけないのですが、皆さんはやったことがありますか?

テンパリング、見た目も味もいいチョコにするには必須なのですが、

一般的に温度計がないとできない上に難しい‼︎

でも私、(全く自慢にならないけど)

家のお菓子作りでは温度計を使ったことがありません!

調理用のデジタル温度計、よっぽどお菓子作りが好きじゃないと、普通は持ってませんよね。

温度計なしでもできて、失敗しにくい方法があるので、今日はそれをご紹介したいと思います〜!

そもそもテンパリングって?

チョコレートを夏場放置してたら溶けてたって経験、ありますか?

そんな時、また冷蔵庫などで固めると、100%下図のような白っぽい模様が出てきます。

これをファットブルームっていうのですが、お菓子作りをする際も、チョコレートを溶かす時に

適切な温度に調整しないと、必ずこんな風になってしまいます。

チョコレートには結晶の種類が4種類あって、それぞれ溶ける温度が違います。

市販されているチョコレートは、一番口溶けのいい形の結晶に揃っているのですが、一度溶かすとバラバラになります。

テンパリングとは、溶かしたチョコレートの温度を上げたり下げたりすることで、結晶を一番いい形に揃える作業のことです。

ファットブルームが出ると、見た目が悪いだけでなく、口溶けが悪く風味も損ないます。

チョコレートを溶かして固めるお菓子を作る時には、必ず行いましょう!

テンパリングの方法は3種類

テンパリングの方法には3種類あります。

①の大理石を使った方法はプロ向けです。(家に大理石なんてない…)

家庭でやるなら②か③なのですが、②は正直温度計があっても失敗する時があります。

③が一番安定して成功するのでオススメです!

温度計があったほうがより良いですが、温度計なしでもほぼ成功します。

テンパリング成功のカギはこの4つ!

テンパリングを成功させるために、以下の4つのポイントをおさえましょう!

①水気を入れない

固めたいチョコレートに水気が混じると悲惨なことになります。

使う道具は完全に乾いたものを使いましょう。

また、湯煎にかけると湯気で水気が入るリスクがあるので

今回は、湯煎ではなく電子レンジで加熱します。

②よく混ぜる

チョコレートの温度にムラがあるとテンパリングが上手くいきません。

加熱した後や冷ましている時はゴムヘラでよく混ぜ、テンパリングが完了した後も頻繁に混ぜるようにしましょう。

③(溶かすとき)50℃以上にしない

50℃以上になるとチョコレートが変質しガッチガチになります。

④(テンパリング完了後は)32℃以上にしない

32℃を超えると超えると結晶がこわれてしまいます。

初心者は低めにしておいたほうが無難です。

温度計なしでテンパリングをする方法

材料

明治 ミルクチョコレート   2枚(50g×2)

余談ですが…日本の板チョコはとっても美味しいし、刻みやすいので

私は家庭でやるなら製菓用のチョコじゃなくて明治やロッテの板チョコで十分だと思っています!

安価だし扱いやすい!

手順

①ミルクチョコレートを↓の写真ぐらいの荒さで刻み、二つに分ける。

②片方を耐熱容器に入れ、500wで30秒ずつ加熱する。

加熱するたびよくゴムヘラで混ぜ、チョコレートを溶かす。

③指をつけて、お風呂の温度くらいに感じるくらいの温度(40〜45℃)に調整する。

500wで10秒ずつ温め、その都度よく混ぜる。

このくらいの温度の時、チョコレートはさらさらな状態です。

私がマンディアンを作った時(室温20℃)は、

500w 30秒×2回

500w 10秒×3回

でした。加熱する回数は室温やチョコレートのメーカー、チョコレートの荒さなどでも変わってきますが、

参考にしてみてください。

④残しておいた方のチョコレートを3回に分けて加えていきます。

まず半量を加え、よく混ぜて溶かす。

溶けたら残りのチョコのさらに半分を加え、混ぜる。

溶けたら残りを全て加え、溶かす。

最終的に、下の画像のようにツヤがでてもったりとしてきます。

もうこれ以上溶けなさそう、後少しで固まりそう、な状態でテンパリング完了です!(28〜30℃)

一番最後にチョコレートを加えた時に、すぐに溶けた場合は追加で刻んだチョコを加えてください。

この状態のチョコレートはすぐに固まってきてしまうので、

扱いにくくなったら500wで5秒ずつ加熱しましょう。

この時、必ず32℃以下になるようにしてください!

温度計がない方、慣れていない方は追加の加熱は少しずつに留めておくことをお勧めします。

テンパリングできているか確認する方法

テンパリングできているチョコレートは、パレットナイフや金属製のスプーンに少量つけるとすぐに固まります。

ここで数分以内に固まらないようだったら残念ながらテンパリングは失敗なので、

加熱するところからやり直しです…。

ホワイトチョコ、ブラックチョコをテンパリングする場合

ブラックチョコレートやホワイトチョコレートも、ミルクチョコレートと同じようにテンパリングできます。

若干溶かす温度と固まる温度が変わってきますが、そんなに加熱する回数は変わらないと思います。

(ブラックチョコはやや高め、ホワイトチョコはやや低め)

大事なのは状態を見極めることです

溶かす時はサラサラに、温度を下げる時はもったりツヤツヤになるまで、を守れば失敗しないです。

やっぱり、テンパリングめんどくさい!って方にオススメ

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

だけどやっぱりめんどくさいな〜…って方、いらっしゃいますよね。

そんな方にオススメなチョコレートがあります!

cotta そのまま使えるレンジチョコ(スイート)100g
価格:336円(税込、送料別) (2021/1/29時点)楽天で購入

こちらのチョコレート、cottaが出している、電子レンジで普通に溶かすだけでそのまま使える、

テンパリング要らずなチョコレートです!

ちょっと割高ですが…失敗するのが不安だったり、手間が面倒だったら全然いいかも!

ホワイトもあります!

cotta そのまま使えるレンジチョコ(ホワイト)100g
価格:417円(税込、送料別) (2021/1/29時点)楽天で購入

このブログが、読んでいただいた方の役に立てばいいな〜と思っています。

是非!やってみてくださいね〜!

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